2012年9月10日月曜日

2012-09-09

  1. ando_ryoko 「福島のエートス」という名称について、その名称を使用することにした経緯について、以下、ご説明いたします。連投になります。
  2. ando_ryoko 「エートス」という名称に関しては、http://t.co/bowclWtn にある通り、本家ベラルーシのエートスから借りています。それを選んだ理由については、以前、以下にtwしたとおりです。https://t.co/xqr1Z3e7
  3. ando_ryoko 私がベラルーシのエートスにおいて、もっとも感銘を受けたのは、「住民自身がみずから、測り、知り、対処する」ということを、各専門家や行政機関と協力しながら行い、また態勢として作り上げているという点でした。これは、原発事故後の日本においても、必要なものと強く感じました。
  4. ando_ryoko 活動に先だって資料集積のためのサイトを立ち上げたため、先にサイトの名称を考える事になりました。「ETHOS IN FUKUSHIMA」というサイト名です。日本語でないのは、当初は海外からの資料翻訳が主であったため、海外に問い合わせる際になにかと便利であるという事からです。
  5. ando_ryoko ここに「FUKUSHIMA」を使用したのは、既に、原発事故については「FUKUSHIMA」の事故として、国内外に周知されていたという便宜的な面もありますが、もう一点、国内において「フクシマ」という言葉がネガティブイメージのものとして使用されはじめていたという点があります。
  6. ando_ryoko チェルノブイリ事故後、チェルノブイリ、ベラルーシという地名について、少なからぬネガティブイメージを持っていた自分自身の経験から考えても、今後、「福島」という地名についても、大なり小なりネガティブイメージが広がる事は避けられないという危惧を、当時から強く持っていました。
  7. ando_ryoko そのため、福島県内からの自発的な動きがあるということで、地名にまつわるネガティブイメージをポジティブイメージに置き換えることができないか、との願いを込めて「FUKUSHIMA」の地名を使うことにしました。
  8. ando_ryoko 「福島のエートス」という日本語名称については、国内活動においては、日本語名称であったほうがよい、との考えから、「ETHOS IN FUKUSHIMA」をそのまま日本語訳したものを使用することにしたものです。
  9. ando_ryoko 「福島」という名称を使うことに関して、広く福島県内で行われているわけでもないのに、と誤解を招くのではないとのご懸念いただいている点に関しては、真摯に受け止めたいと思っております。ただ、安直に「福島」を使ったのではなく、それなりの思いがあったことはご理解頂ければ、幸甚です。
  10. ando_ryoko また、いわきにおける私たちの活動についてですが、福島のエートス単体で行っている部分は、ほとんどありません。会員外の、専門家含む個人、団体、NPOさん等から、様々な面でご協力をいただきながら、進めています。
  11. ando_ryoko なぜなら、「住民自身が、みずから、測り、知り、対処する」ということは、なんら特徴的なことでなく、既に多くの方たちが実践されておられるからです。私たちの活動に幾ばくかの特色があるとすれば、それを既存のコミュニティ内でフラットな対話を通じて行いたい、との考えがある点と思っています。
  12. ando_ryoko 私たちが、本格的な活動をはじめたのは、今年に入ってからで、決して早い時期ではありません。その時期には、既に多くの個人、団体、NPOさんが、設備、態勢等、私たちよりも遙かに進んだ条件で活動されていました。
  13. ando_ryoko なお、ご協力いただいている専門家の方は、専門が異なる方たちが複数いらっしゃいますが、皆さま、手弁当のボランティアで、お立場もありますので、ご所属等をネット等で公開するのは基本的に控えさせていただいております。(住民の方たちも含めて、直接会う人たちには、明らかにされています。)
  14. ando_ryoko そうした方たちにご理解頂き、ご協力頂けていることは、本当に有り難く、心強いことと思っています。この場を借りて、心から御礼申し上げます。
  15. ando_ryoko 情報、知識の公平性の観点の面からも、今後も、専門家の方には、私たちの活動方針に賛同していただける方に、専門性を横断して複数関わっていただく予定にしております。
  16. ando_ryoko また、私たちの情報発信があまりに強く、福島県内の事情について、ごく一部の局所的な動き、状況が、あたかも全体の動きであるかのような誤解を招くのではないかというご懸念についてですが、こちらも真摯に受け止めたいと思っております。
  17. ando_ryoko ずっと活動を見守ってくださる方は、既によくおわかりいただいていると思いますが、私たちの活動は、非常にささやかで、そして、小さな小さなものです。当然のことながら、福島県内、あるいは、いわき市内の全体の状況を反映したものではありません。
  18. ando_ryoko 一方で、これは、一部地域であったとしても、現実に行われている活動であります。誤ったイメージ拡散については、私も危惧を抱いておりますが、こうした活動があるとお伝えすることに関しては、多少なりとも意義があると思っているので、それをお伝えすることは続けてまいりたいと考えています。
  19. ando_ryoko 私見ですが、県外の方とお話すると、少なからぬ状況把握への違いを感じるところです。その格差は、発信を止めることで埋まるものではなく、むしろ広がるものと思っています。同時に、時間が経過するごとに関心の希薄化は免れません。来年の今頃には、福島への関心は、大きく薄れていると思っています。
  20. ando_ryoko 自律的に状況を改善していける地区、人については、それで問題ないと思いますが、なお影響が色濃く残るであろう被害が大きい地区、人については、関心の希薄化は、ともすれば、致命的な状況になる危惧が大きいと思っています。
  21. ando_ryoko また、ネット空間というのは、地域性を限定しない情報発信者の発信力に依存するメディアツールであり、私たちが情報を発信することを止めることによって、福島の他の活動や状況に関心が移るのではなく、他のより発信力が強い部分へ関心が移るだけであろうとも思っています。
  22. ando_ryoko 情報の偏りに対しては、何度も繰り返すようですが、真摯に受け止め留意いたしますが、偏りを是正する情報を他の方々からも発信して頂けましたら、より、望ましい状況になるのではないか、と思っております。
  23. ando_ryoko 以上、長々と連投、失礼致しました。現在、私事、些事、立て込んでおりまして、レスポンスにはあまりお答えできない状況にありますが、少しでもご理解賜りましたら、幸甚です。
  24. Niccolobot 人のなす事業は、動機ではなく、結果から評価されるべきである。
  25. monmon2236 現存被曝状況という言葉に何の意味があるの。そんな言葉を知っている人の方が少ないのではないの。被曝は怖い。対処すれば怖さが和らぐ。これぐらいなら大丈夫。暮らす事が許可されている場所では、人々はもう自分のものさしで判断し、暮らしている。
  26. monmon2236 人々が知りたかったのは、最初から「ここで暮らして大丈夫か?大丈夫じゃないのか?」この一点だけだったはずだよ。ゴチャゴチャした数字も言葉も何の意味もない。政府への不信、見解の分かれる専門家達。大丈夫か大丈夫じゃないのか知る為に、皆が自分で学ばざるを得なかった。
  27. monmon2236 そうして今、自分で納得して暮らしを取り戻した人たちが、自分以外の例えば農業や漁業を営む人たちを応援し、押し上げようと努力している。どんなに人の役に立とうとも、現地の人に虚しく響く議論は切ないよ。ここで出た結論が、実際に現地の人の何に影響するの?歓声が湧き上がるような事が起きるの?
  28. monmon2236 エートスは福島を支配などしない。「福島を支配するもの」として扱う者がいるだけ。私はそう思っている。自分のものさしを手に入れるための小さな勉強会を、巨大な影響力を持つもののように、人々の目に映したのは誰なの?そこで暮らしたいと願う人達の分断を招いたのは誰なの?私たち県外の者だよ。
  29. monmon2236 だからもう黙っておけ、と思う。お互い黙っておけと。誰かが口にする度に、実体の無いモンスターが肥大化していく。どちらもそれを望んでいないのでしょう?権力など持たせたくないのでしょう?
  30. ぽっと出の(専門家含む政治の)素人集団が耳障りのいい言葉で政権を取っても、害にしかならないという事例を見た。次は有権者も学習していると信じたい…。^^
  31. Niccolobot 運命は、何か偉大なことを為そうとするとき、運命の与える好機に気付き、それを活用する気概にあふれ、才能にも恵まれた人物を選ぶものである。反対に、破滅を呼びたいと望むときは、それに適した人物を選ぶ。
  32. amneris84 「安東量子さんによる「『福島のエートス』とは」」をトゥギャりました。 http://t.co/mwnMGkYj
  33. leaf_parsley 「福島のエートス という名称  安東さんより」をトゥギャりました。 http://t.co/SysNQr0T
  34. leaf_parsley 「【連続講演会「放射線について『知って・測って・伝える』ために」」をトゥギャりました。 http://t.co/qJigXn4H
  35. hashimoto_tokyo 農水省・原田英男@hideoharada さんによる、田崎晴明学習院大学教授の講演会「放射線の基礎知識をめぐって;科学的にわかること、わからないこと」連ツイまとめ http://t.co/xUGMbbA8 をトゥギャりました。
  36. 自然被曝線量の日本平均は約1.5mSv/年から約2.1mSv/年に、約0.6mSv/年増えた。日本人が浴びていた放射線量自体は変わらないが、ポロニウム210のデータ再評価により数値が見直された。約600μSv/年増えたことになる。 http://t.co/ubspubnD
  37. 日本では今まで思っていたより、約600μSv/年高い自然放射線量を浴びていた。世田谷区の某区道付近や某スーパー敷地内で、ラジウムによる放射線が検出されたことと同じ。その付近で高い放射線を浴びるなど、誰も思っていなかった…。でもそれで健康被害が有意に増えたという事実はない。
  38. 放射線の基礎知識に劣る国会議員や地方議員は害悪にしかならない。彼らは利用されやすく、票欲しさに放射脳に媚びを売る。リスクとコストを図ることなく、政策がねじ曲げられる。どこの区がやっているから、うちも除染しろという始末だ。勉強している候補者を選ぼう。知識は言葉の端に滲み出る。
  39. yard_1957 本日最初にも呟いたように、「メンタルストレスによる健康被害」は今後の福島の大きな問題です。それを低減するやり方は、それこそ個々によって違うと思っています(続
  40. yard_1957 生物学の分野では、現在の福島の線量は将来的な健康被害にも全く問題ない、と言う見方が一般的と思います。私の交際範囲の生物学者もみなそう言っています(福島のエートスで生物学者をゲストに呼ぶのはいいのではと思う)(続
  41. yard_1957 それで納得できる人はそれで済む。でも「何となく不安」と言う人も残った時に「自分で測って、まとめて、勉強して」と言うことが有効な場合もあると思います。その結果「避難した方がストレスが少ない」と判断したらそれもありだと思います(続
  42. yard_1957 言わずもがなですが、「こんなことしなきゃいけない」のは東電と国の責任です。私たちがどんな行動を取ろうと、それを賠償削減の言い訳に使われるようなことは断じてないよう、監視しなければならないと思っています(了
  43. JPN_LISA 原発ゼロを原口ゼロに空目。ごめんね,原口さんwww テヘっ!
  44. @yukemuriippai アイコンが変わったんですね。ツイッターで自由に発信しづらい雰囲気なので自重中です。私がRTしたことを題材に「…バカ」とかいうエントリを上げる人がいる有様で、昨年は他人の顔写真を晒したり、ちょっとねぇ。こんなこと湯煙さんにいうことではないですが。^^
  45. Niccolobot はじめは我が身を守ることだけ考えていた人も、それが達成されるや今度は他者を責めることを考えるようになる。残念だが、これが現実だ。
  46. shbttsy74 「20120909#NHK スペシャル「シリーズ東日本大震災 追跡 復興予算 19兆円」」をトゥギャりました。 http://t.co/IawfIeu0

Powered by t2b

0 件のコメント:

コメントを投稿